網戸を閉めているのに虫が入ってくると、「どこから入ったの?」と気になりますよね。
とくに小さな虫は、目につきにくいわずかな隙間や網目を通り抜けることがあるため、網戸が破れていないように見えても原因をひとつずつ確認することが大切です。
虫の入り込みは、窓と網戸の重なり方、フレームまわりの部品の傷み、網戸の傾きなどが関係している場合があります。
この記事では、網戸の隙間から虫が入ってくる主な原因と、状態に合わせてできる対策をわかりやすく紹介します。
まずは侵入口を見つけてから対処することで、必要な補修や調整を選びやすくなりますよ。
この記事でわかること
- 網戸を閉めていても虫が入ってくる主な原因
- 網戸まわりの隙間や傷みを確認するポイント
- 隙間テープ・補修シール・戸車調整を使った対策
- 網戸を直しても虫が入るときに確認したい別の侵入経路
網戸を閉めていても虫が入ってくる主な原因は隙間・劣化・網目の大きさ

網戸を閉めているのに虫が入ってくるときは、窓まわりのわずかな隙間、網戸部品の劣化、網目の大きさのいずれかが関係していることが多いです。
網そのものに問題がなく見えても、窓と網戸の重なり方や毛状の部品の状態によって、虫が通れる細いすき間が生まれることがあります。
とくに小さな虫はわずかな開口部にも入りやすいため、見た目だけで原因を判断せず、網戸全体の状態を分けて考えることが大切です。
| 主な原因 | 起こりやすい状態 | 入りやすい虫の傾向 |
|---|---|---|
| 窓と網戸の位置関係 | 網戸と窓枠が十分に重なっていない | 羽のある小さな虫や蚊 |
| 網の破れ・浮き | 端が外れている、穴が開いている | 大きさを問わず入り込む可能性がある |
| モヘア・パッキンの劣化 | 毛が寝ている、抜けている、縮んでいる | 窓枠沿いを通る小さな虫 |
| 網目の大きさ | 虫の体より網目が大きい | コバエのような小さな虫 |
窓と網戸の位置関係によって隙間ができている
引き違い窓では、窓と網戸の位置関係によって、閉まっているように見えても重なりが不足する部分が出ることがあります。
網戸は窓枠にぴったり密着するだけでなく、窓側の部材と適切に重なることで虫の通り道を減らす仕組みです。
そのため、窓と網戸の位置が合っていないと、縦方向に細長い隙間が残り、そこから虫が入り込む場合があります。
とくに窓の中央付近や、網戸の端と窓枠が接する部分は、わずかなずれが侵入口につながりやすい場所です。
風でカーテンが揺れたときや室内の照明がついている時間帯は、明るさに引かれた虫がこうした隙間へ集まりやすくなります。
網戸の位置だけでなく、窓枠自体のゆがみや建具の動きによって、以前はなかった隙間が現れることもあります。
網戸の破れや網の浮きから侵入している
網戸の網に穴や破れがある場合はもちろん、網の端が外れて浮いている場合も虫の侵入口になります。
小さな穴は室内側から見つけにくく、網に光が当たったときだけ目立つことがあります。
また、網を押さえているゴムが一部ゆるむと、網と枠の間にすき間ができることがあります。
この状態では、網目を通れない大きさの虫でも、網の周囲から入り込む可能性があります。
ペットが網戸に触れた場所、物をぶつけた場所、掃除中に強く押した場所などは、目立たない傷みが起こりやすい箇所です。
長く使っている網戸では、紫外線や雨風の影響で網が硬くなり、軽い力でも裂けやすくなっていることがあります。
モヘアやゴムパッキンが劣化している
網戸の側面や上下には、隙間を埋めるためのモヘアやゴム製の部品が付いている場合があります。
モヘアは細かな毛が並んだ部品で、網戸と窓枠の間にできるすき間をやわらかく埋める役割があります。
この毛が寝てしまったり、抜けたり、短くなったりすると、本来ふさがるはずの空間が残りやすくなります。
ゴムパッキンも年数の経過によって硬くなったり縮んだりすると、枠との密着が弱くなることがあります。
見た目には網がきれいでも、枠の周囲にある部品の傷みが原因で虫が入るケースは少なくありません。
とくに網戸の下部や端部は、砂ぼこりや雨水の影響を受けやすく、部品の状態に差が出やすい部分です。
網目より小さな虫が通り抜けている
網戸に破れや隙間が見当たらない場合は、虫の大きさに対して網目が粗い可能性も考えられます。
一般的な網戸は風通しや視界を保ちやすい一方で、非常に小さな虫まで完全に通しにくくするとは限りません。
羽のある小さな虫や、体が細い虫は、網目のすき間を通り抜けることがあります。
網目は細かいほど虫を通しにくくなる傾向がありますが、そのぶん風の通りや見え方、室内の明るさに違いが出る場合もあります。
つまり、虫が入る原因は網戸の不具合とは限らず、現在の網が防ぎたい虫の大きさに合っていないこともあるのです。
虫の種類や入り方を見ながら、隙間による侵入なのか、網目を通り抜けているのかを分けて考えると、原因をつかみやすくなります。
網戸の侵入口は明るい時間帯に場所を分けて確認する
網戸の隙間から虫が入ってくるときは、明るい時間帯に網戸の周囲を上下左右へ分けて確認すると、侵入口を見つけやすくなります。
一度に全体を眺めるのではなく、網戸と窓枠の重なり、フレームの状態、網と押さえゴムの順に見ていくことが大切です。
虫が通れそうなわずかなすき間でも、場所を絞って見ることで気付きやすくなります。
確認する際は窓を大きく開け、網戸を普段使う位置まで動かしてから始めましょう。
室内側と室外側の両方から見ると、片側だけでは見えにくい浮きや影も確認しやすくなります。
| 確認する場所 | 見つけたい状態 |
|---|---|
| 網戸と窓枠の周囲 | 上下・左右にできた不自然な空間 |
| 網戸のフレーム | 傾き、反り、閉めたときの片寄り |
| 網と固定部分 | 小さな穴、ほつれ、押さえゴムの浮き |
網戸と窓枠の上下左右を目視する
まずは網戸を閉めた状態で、網戸の外周と窓枠の間をゆっくり目で追います。
とくに確認したいのは、上部、下部、戸先側、窓の中央で重なる側の4か所です。
正面からだけでなく、少し横や下から角度を変えて見ると、細いすき間が影として見えることがあります。
窓枠との距離が一部だけ広く見える場合は、そこが虫の入り道になっている可能性があります。
名刺の角が入りそうな空間や、光が一直線に見える部分は重点的に確認しましょう。
ただし、見えた空間がすべて問題とは限らないため、ほかの場所と比べて明らかに広いかどうかを基準にすると判断しやすいです。
窓を少し開けた状態でも確認すると、網戸と窓の位置関係によってすき間が変わっていないかを見られます。
- 上部:網戸がレールから浮いて見えないか
- 下部:床側だけ不自然に空いていないか
- 左右:フレームが窓枠に均等に沿っているか
- 重なり部分:窓を動かしたときに空間が広がらないか
網戸の傾きやフレームのゆがみを調べる
次に、網戸全体がまっすぐ収まっているかを確認します。
網戸の上端と下端を見比べて、片側だけが下がっていたり、窓枠に対して斜めになっていたりしないかを見てみましょう。
傾きがあると、閉めたときに一部は密着していても、反対側にすき間が残ることがあります。
フレームの四隅も確認し、角のつなぎ目が開いているように見えないか、枠が波打つように反っていないかを見ます。
手で強く押す必要はありませんが、軽く触れたときにぐらつきが大きい場合は、フレームまわりの状態を詳しく見直す目安になります。
網そのものがきれいでも、枠が正しい位置に収まっていなければ周囲に空間ができることがあります。
また、網戸をゆっくり端から端まで動かし、途中で引っかかる場所や、急に傾いて見える場所がないかも確認してください。
動かすたびに見えるすき間の位置が変わるなら、静止した状態だけでなく、使用中の状態も観察しておくとよいでしょう。
網の破れや押さえゴムの外れを確認する
網の状態は、明るい屋外を背景にして室内側から見ると、小さな穴やほつれを見つけやすくなります。
網全体を一気に見るのではなく、上から下へ、左から右へと区画を決めて確認すると見落としを減らせます。
とくにフレームの端、角、取っ手の近くは、手や物が触れやすいため丁寧に見ておきたい部分です。
小さな穴は正面からでは分かりにくいため、見る角度を変えたり、反対側から光を当てたりすると確認しやすくなります。
網の周囲に入っている押さえゴムも、途中で浮いていないか、溝から外れていないかを見ましょう。
押さえゴムが部分的に外れると、その付近の網がたるみ、フレームとの境目に空間ができる場合があります。
網の穴だけでなく、網の端がしっかり固定されているかまで確認することがポイントです。
- 網戸を閉め、外周のすき間を上・下・左・右の順に見る
- 網戸を動かし、傾きや片寄りがないかを見る
- 網を区画ごとに見て、小さな穴やほつれを探す
- フレームの溝に沿って、押さえゴムの浮きや外れを確認する
確認した場所は、気になる部分をスマートフォンで撮影しておくと、あとで状態を比べやすくなります。
侵入口らしい箇所を見つけたら、すき間の大きさや網の傷み方に合わせて、次の対処を選ぶとスムーズです。
引き違い窓は網戸と窓の重なりを保つ開け方が基本
引き違い窓で虫の入り込みを抑えるには、網戸と開ける窓のフレームが重なる位置を保つことが基本です。
一般的な窓では、室内側から見て網戸を右側に寄せ、左側の窓を開けるとフレーム同士が重なりやすくなります。
網戸が閉まっていても窓との重なり方が合っていないと、中央付近に小さな空間ができ、虫が通るきっかけになることがあります。
一般的な窓では室内側から見て右側に網戸を置く
多くの引き違い窓は、室内側から見て網戸を右側に置き、左側の窓を開ける使い方が想定されています。
この位置関係では、開けた窓の縦枠と網戸の縦枠が重なり、窓の中央部分にできやすい空間を抑えやすくなります。
窓を開ける前に、網戸を右端まで静かに寄せてから左側の窓を動かすと、位置が整いやすいでしょう。
網戸を左側に置いたまま右側の窓を少しだけ開けると、網戸と窓枠がうまく重ならず、中央にすき間が生じる場合があります。
「網戸があるから大丈夫」と考えるのではなく、窓枠と網戸の重なりまで見ることが大切です。
| 室内側から見た位置 | 開ける窓の目安 | 確認したい点 |
|---|---|---|
| 網戸を右側に寄せる | 左側の窓 | 窓の縦枠と網戸の縦枠が重なっているか |
| 網戸を左側に寄せる | 窓の構造を確認して判断 | 中央や端に光が見える空間がないか |
反対側の窓を開ける場合は中途半端な位置を避ける
掃除や換気の都合で、網戸と反対側にある窓を開けたい場面もあります。
その場合は、窓を少しだけ開けた状態にすると、網戸との重なりが足りず、縦枠の近くに空間が残ることがあります。
反対側の窓を使う必要があるときは、中途半端な開け方のままにせず、実際にフレームがどこで重なるかを確認してから使いましょう。
窓を動かしたあと、室内側から中央の縦枠付近を見て、外の光が線のように見えていないかを確認すると分かりやすいです。
とくに夜間は室内の明かりに寄ってくる虫もいるため、開け方が安定しないときは、必要以上に窓を開け続けないほうが安心です。
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網戸を動かしたあと、窓の縦枠と網戸の縦枠が重なっているか見る。
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中央付近に一直線の空間や外光が見えないか確かめる。
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少し開けた状態で空間ができるなら、窓の開ける位置を変える。
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開閉のたびに網戸の位置がずれていないか軽く確認する。
窓の構造によって異なるため重なり部分を確認する
引き違い窓は見た目が似ていても、窓や網戸のレールの位置、戸の重なり方は住まいによって異なります。
そのため、「必ず右側」と決めつけず、自宅の窓で枠がしっかり重なる位置を確かめることが重要です。
たとえば、左右どちらに網戸を寄せてもフレームの重なりが浅い場合や、窓の種類によって一般的な配置と異なる場合もあります。
確認するときは、窓を閉めた状態から網戸を左右に動かし、それぞれの位置で窓を少し開けて縦枠の重なりを見比べます。
重なりが大きく、外側へ通じる空間が見えにくい位置が、その窓に合った使い方の目安です。
普段から使う開け方を決めておくと、急いで換気したいときにも網戸と窓の位置関係を整えやすくなります。
小さな隙間や網の穴は補修用品ですぐに塞げる

網戸のフレームまわりにできたわずかな空間や、網の小さな穴であれば、市販の補修用品を使って手軽に塞げます。
隙間には網戸用の隙間テープ、網の破れには補修シールというように、場所に合うものを選ぶのがポイントです。
ただし、厚みのある素材や貼る位置によっては動きに影響することもあるため、取り付け後に開閉を確かめましょう。
フレーム周辺には網戸用の隙間テープを使う
フレームの端と窓枠が接する付近に細い空間があると、小さな虫が通れる場合があります。
このような場所には、毛足のあるタイプやスポンジ状の網戸用隙間テープを使うと、空間をやわらかく埋めやすいです。
テープは網そのものではなく、基本的にはフレーム側の平らで貼り付けやすい部分に使います。
貼る前に、ほこりや油分、水分を乾いた布で拭き取り、表面をきれいにしておくと貼り付きが安定しやすくなります。
| 確認すること | 選ぶときの目安 |
|---|---|
| 隙間の幅 | 押し込んだときに軽く収まる厚みを選ぶ |
| 貼る面の形 | 凹凸が少なく、テープをまっすぐ貼れる場所を選ぶ |
| 使用する場所 | 雨や日差しを受けやすい面では、屋外使用に配慮されたものを選ぶ |
隙間を完全に押しつぶすほど厚いテープを選ぶと、網戸の動きが重くなることがあります。
まずは短い長さで試し貼りをして、閉めたときの状態を見ると失敗を減らせます。
網の小さな穴には補修シールを貼る
網に開いた小さな穴や、端が少しほつれた程度の傷には、網戸補修用のシールが便利です。
粘着面を穴に重ねて貼るタイプなら、網を大きく外さなくても対応しやすいでしょう。
穴の周辺に汚れやゆるんだ糸が残っていると、シールが浮きやすくなります。
貼り付け前にやわらかいブラシや布で汚れを落とし、網が乾いた状態で作業してください。
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穴の周囲を確認し、飛び出した糸があれば無理に引っ張らず整えます。
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穴よりひと回り大きく覆えるサイズに補修シールを用意します。
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網目に沿わせるように、中心から外側へ向けてゆっくり貼ります。
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端まで浮きがないかを見て、必要に応じて軽く押さえます。
補修シールは、穴が小さく網全体の張りが保たれているときに使いやすい方法です。
傷が広がっていたり、複数の場所で網が弱っていたりする場合は、シールだけではきれいに保ちにくいことがあります。
貼った部分が目立ちにくいように、穴より少し大きく、角が浮きにくい形で覆うことを意識すると安心です。
開閉を妨げない厚さと貼り付け位置を選ぶ
補修用品を使うときは、隙間が埋まったかだけでなく、網戸がいつもどおり動くかを確認することが大切です。
とくにフレームの側面や上下の端は、窓枠やレールに近いため、厚みのあるテープを重ね貼りすると引っかかることがあります。
補修シールも、フレームとの境目ぎりぎりに貼ると、開閉時に端がこすれてめくれる場合があります。
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テープは必要以上に重ねず、隙間に合う厚みを一枚で選びます。
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貼り終えたら、網戸をゆっくり端から端まで動かします。
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動きが重い、こする音がする、テープがずれる場合は位置を見直します。
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補修箇所は季節の変わり目などに確認し、浮きや剥がれがないか見ます。
補修後にスムーズに動き、テープやシールが周囲に当たっていなければ、日常の換気でも使いやすい状態です。
小さな傷のうちに塞いでおくと、穴や隙間が広がる前に対処しやすくなります。
網戸下部の隙間や傾きは戸車の調整で改善できる場合がある
網戸の下だけに隙間がある、閉めたときに本体が傾いて見える場合は、戸車の高さを調整すると改善できることがあります。
左右の戸車の高さが合っていないと、網戸がレール上で斜めになり、窓枠との間に虫が入りやすい空間ができるためです。
ただし、部品の破損やレールの変形が見られるときは、無理に調整を続けず、状態に合わせた対応を考えましょう。
調整ねじの位置を確認して少しずつ動かす
戸車は網戸の下部に付いている小さな車輪で、網戸をレール上で滑らせる役割があります。
多くの網戸では、戸車の近くにある調整ねじを回すことで、網戸の高さをわずかに変えられるつくりです。
ねじの位置は網戸の側面下部や、下枠の端にあることが多いものの、形状はメーカーや網戸の種類によって異なります。
まずは網戸を少し開け、下部の左右を明るい場所で見て、ねじらしい部分があるか確認します。
ねじが見つからない場合は、無理に部品を外さず、網戸の取扱説明書やメーカーの案内を確認すると安心です。
調整するときは、プラスドライバーなど、ねじの溝に合う工具を用意します。
一度に大きく回さず、少し回したら網戸を閉めて状態を見ることが、調整を失敗しにくくするポイントです。
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網戸をゆっくり動かし、下部の隙間が大きい側と傾きの方向を確認します。
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調整ねじの周囲に砂やほこりがあれば、乾いた布ややわらかいブラシで軽く取り除きます。
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説明書で回す方向を確認できる場合は、その案内に従って少しだけねじを回します。
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網戸を閉め、下部だけでなく左右や上部にも偏った隙間がないか見ます。
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開閉の重さを確かめながら、必要な範囲で同じ作業を繰り返します。
回す方向がわからないまま強く動かすと、隙間が広がったり、網戸の動きが不安定になったりすることがあります。
ねじが固くて動かないときは、力任せに回さないでください。
固着しているように見える場合や、調整後に網戸が大きくぐらつく場合は、戸車そのものの状態を確認したほうがよいでしょう。
左右の高さをそろえて枠との隙間を減らす
網戸の傾きは、片側の戸車だけが低い、または高いことで起こることがあります。
下部の隙間だけを見て片側を大きく持ち上げるのではなく、網戸全体がまっすぐ収まっているかを確認しながら調整することが大切です。
閉めた状態で網戸を正面から見て、縦枠が窓枠の線とおおむね平行なら、高さのバランスを判断しやすくなります。
| 見られる状態 | 考えられる調整の考え方 |
|---|---|
| 下部の片側だけに隙間がある | 隙間がある側の高さを見直し、左右の位置関係を整えます。 |
| 網戸が斜めで、片側の上部も枠から離れている | 片側だけを大きく変えず、左右の戸車を少しずつ調整します。 |
| 閉まるものの、動かすと下部がこする | 上げすぎの可能性もあるため、戸車の高さとレールの状態を確認します。 |
| 調整しても隙間の位置が変わらない | 戸車以外の要因も考えられるため、無理な再調整は控えます。 |
調整後は、網戸を全開から全閉までゆっくり数回動かしてみましょう。
途中で引っかかる、片側だけ浮く、閉めたときに戻ってしまうといった様子がなければ、日常的に使えるか判断しやすくなります。
網戸と枠の間を確認するときは、室内側からだけでなく、可能なら外側からも見ると、下部のすき間の残り方に気付きやすいです。
外れ止めを確認して安全に作業する
網戸には、持ち上がったときにレールから外れにくくするための外れ止めが付いている場合があります。
外れ止めは上部や側面にあることが多く、ねじで位置を調整するタイプも見られます。
戸車の高さを変えたあとに網戸の位置が上がると、外れ止めとの間隔も変わることがあるため、あわせて確認しておくと安心です。
網戸を少し持ち上げても簡単に外れず、開閉時に上枠へ強くこすらない状態を目安にします。
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作業前に、網戸がレールにきちんと乗っていることを確認します。
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高い位置の窓では、安定した足場を確保してから作業します。
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網戸を外す必要がある場合は、一人で無理に扱わず、支えられる環境を整えます。
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調整後は、外れ止めのねじに緩みがないかを軽く確認します。
外れ止めをきつくしすぎると、網戸の動きが重くなることがあります。
反対に、すき間が大きすぎると、網戸を動かした拍子に不安定になるおそれがあります。
戸車の高さ、網戸の傾き、外れ止めの位置を順番に見直すと、下部の隙間を抑えながらスムーズに開閉しやすい状態に整えやすくなります。
劣化したモヘアやゴムパッキンは適合する部品へ交換する
網戸の枠まわりにあるモヘアやゴムパッキンがつぶれたり切れたりすると、網戸を閉めても細い隙間が残り、虫が入ってくるきっかけになることがあります。
見た目が似た部品でも形や寸法が異なるため、古い部品を確認してから適合するものへ交換することが大切です。
モヘアは毛のような繊維が並んだ部品で、網戸の側面や上下の枠に取り付けられ、枠とのすき間を埋める役割があります。
一方、ゴムパッキンは枠の溝にはまっていることがあり、ひび割れ、硬化、縮みが見られる場合には、密着しにくくなっている可能性があります。
毛が寝ているだけに見えても、指で軽くなでて戻らない状態なら交換を検討しやすい目安です。
毛足の長さや取り付け部分の幅を測る
交換用のモヘアを選ぶ前に、古い部品を一部だけ取り外すか、端の状態をよく見て寸法を確認します。
毛足の長さだけで選ぶと、取り付け部分が溝に入らなかったり、逆にゆるく外れたりすることがあるため注意しましょう。
モヘアは、毛が生えている部分と、枠の溝に差し込まれる台座部分で構成されているタイプが多く見られます。
| 確認する場所 | 見るポイント |
|---|---|
| 毛足 | 毛の付け根から先端までの長さを測る |
| 台座の幅 | 溝に入る帯状部分の幅を確認する |
| 台座の厚み | 薄型か厚みのある形かを確認する |
| 断面の形 | 平らな形、差し込み用の突起がある形などを見比べる |
| 取り付け位置 | 網戸のどの辺に付いていた部品かを記録する |
測るときは定規だけで判断せず、外した古い部品を販売ページの写真や店頭の見本と見比べると選びやすくなります。
ゴムパッキンも、幅、厚み、断面の形、取り付ける溝の位置を確認します。
少し大きいものを押し込めば使えるとは限らず、枠の変形や開閉の重さにつながることがあります。
古い部品が粉状になったり途中で切れたりしている場合は、残った部分を数か所測り、もっとも状態のよい箇所を基準にするとよいでしょう。
網戸のメーカーや型番から対応部品を探す
寸法の確認に加えて、網戸や窓のメーカー名、型番、製造時期が分かると、対応部品を絞り込みやすくなります。
型番は網戸の側面、上部、室内側の枠付近に貼られた表示シールなどで確認できることがあります。
ただし、長年の使用で表示が薄れていたり、網戸本体には型番が記載されていなかったりする場合もあります。
その場合は、部品の写真、断面の写真、測った寸法を用意して、メーカーの案内窓口や建具を扱う店舗に相談すると判断材料になります。
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メーカー名や窓のシリーズ名が分かるか確認する
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網戸のどの面に付いていた部品かを写真に残す
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モヘアの毛足と台座、またはパッキンの断面を撮影する
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必要な長さは、取り付け箇所を測って少し余裕を持たせる
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左右や上下で部品の形が同じかを確認する
汎用部品を選ぶときも、対応する溝幅や形状の説明を確認し、手元の部品と一致するかを見比べることが大切です。
特に古い網戸では、現在流通している部品と完全に同じものが見つからないこともあります。
そのようなときは、無理に似た部品を取り付けるより、適合の可否を確認してから進めるほうが安心です。
交換後は隙間と開閉のしやすさを確認する
部品を交換したら、モヘアやゴムパッキンが途中で浮いていないか、端まで均一に収まっているかを確認します。
モヘアは毛先が枠にやさしく触れる程度が目安で、強く押しつぶされている場合は、毛足や取り付け位置が合っていない可能性があります。
ゴムパッキンは一部だけねじれたり飛び出したりしていないかを見て、溝に沿ってまっすぐ収まっている状態を確認しましょう。
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網戸をゆっくり閉め、枠まわりに目立つ隙間が残らないか見る
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室内側と外側の両方から、部品の浮きや折れを確認する
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数回開け閉めして、以前より動きが重くなっていないか確かめる
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毛先やパッキンが引っかかる場合は、部品の向きや収まりを見直す
交換直後は見た目に問題がなくても、数回開閉してから端部がずれていないか再確認すると安心です。
部品を取り付けたあとに動きが明らかに重い、枠に強く当たる、すぐに外れてしまうといった場合は、無理に使い続けず、部品の寸法や形状が合っているかをもう一度確認しましょう。
小さな虫には24メッシュや30メッシュの防虫網が向いている

網戸の隙間を整えても小さな虫が入ってくる場合は、網目そのものが虫の大きさに合っていない可能性があります。
細かな虫が気になるなら、24メッシュや30メッシュの防虫網を選ぶと、侵入しにくくなることがあります。
ただし、網目を細かくするほど風の通り方や見え方にも違いが出るため、住まいの環境に合わせて選ぶことが大切です。
メッシュ数が大きいほど網目は細かくなる
メッシュ数は、防虫網の網目の細かさを表す目安です。
一般的には、数字が大きいほど網目が細かくなり、小さな虫が通り抜けにくくなります。
たとえば18メッシュより24メッシュ、24メッシュより30メッシュのほうが、網目は細かい仕様です。
メッシュ数は、約2.54cm四方の間にある網目の数を示す考え方なので、数字だけでなく網の素材や糸の太さによって見え方が少し異なる場合もあります。
| 網目の目安 | 向いている場面 | 特徴 |
|---|---|---|
| 18メッシュ前後 | 一般的な虫対策をしたい場合 | 風を取り込みやすく、標準的な網目の細かさです。 |
| 24メッシュ前後 | 小さな飛ぶ虫が気になりやすい場合 | 標準的な網より細かく、通気性とのバランスも取りやすい仕様です。 |
| 30メッシュ前後 | より細かな虫への備えを重視したい場合 | 網目がかなり細かくなるため、風の通り方は控えめに感じることがあります。 |
室内で小さな虫を見かけることが多い場合は、まず24メッシュを候補にすると選びやすいです。
それでも不安がある場所や、周囲に草木や水辺があって虫が集まりやすい環境では、30メッシュも検討できます。
ただし、虫の種類や成長段階によって大きさは異なるため、細かい網に替えればすべての虫を完全に防げるとは限りません。
網戸以外の開口部から入り込むこともあるため、網目の細かさは侵入対策のひとつとして考えると安心です。
通気性や室内の明るさとのバランスで選ぶ
細かい網目の防虫網は心強い一方で、網の密度が上がるぶん、風が少し弱く感じられることがあります。
特に風を通して過ごしたい部屋では、虫対策だけでなく通気性も確認して選ぶことが大切です。
窓の大きさや設置場所によっては、30メッシュにしたことで外の景色がわずかに見えにくく感じる場合もあります。
- 寝室や虫が気になりやすい部屋は、細かめの24メッシュや30メッシュを検討する
- 風通しを優先したい窓は、24メッシュを基準に見比べる
- 大きな掃き出し窓は、室内からの見え方も確認して決める
- 日中に網のサンプルを窓へかざし、明るさや外の見え方を確かめる
網の色も、室内から見た印象に関わります。
一般に黒系の網は外の景色が見えやすいと感じることがあり、グレー系の網は室内外になじみやすい傾向があります。
ただし見え方の感じ方には個人差があるため、可能であれば店頭の見本や小さなサンプルで確認してみてください。
虫対策を優先したい窓と、眺めや風を楽しみたい窓で網の種類を分ける方法もあります。
網全体の劣化が目立つ場合は張り替える
網目が粗いことに加えて、網全体のたわみ、ほつれ、変色、破れが目立つ場合は、防虫網の張り替えを検討するタイミングです。
部分的には問題がないように見えても、長く使った網は紫外線や風雨の影響で弱くなっていることがあります。
触れたときに粉のようなものが付く、軽く押すと伸びやすい、網目が不均一に見えるといった状態も確認の目安になります。
網全体が傷んでいる場合は、細かいメッシュの新しい網へ替えることで、見た目と防虫性をまとめて整えやすくなります。
張り替える際は、今使っている網と同じ種類を選ぶのではなく、虫の入りやすさと部屋での過ごし方をあらためて考えるのがおすすめです。
小さな虫が気になる窓には24メッシュまたは30メッシュを選び、風通しを重視する窓は無理に細かくしすぎないようにすると、使い心地のバランスを取りやすいですよ。
補修・張り替え・網戸交換は傷みの範囲で使い分ける
網戸の隙間対策は、傷みが小さいなら補修、網全体が弱っているなら張り替え、枠まで傷んでいるなら交換というように、状態に合わせて選ぶのが基本です。
直したい部分だけに合う方法を選ぶことが、手間と費用を抑えながら虫の入りにくい状態を整えるポイントになります。
見た目では判断しにくい場合は、網とフレームを軽く触り、破れの広がり方やぐらつきの有無を確認してから決めると安心ですよ。
| 状態 | 向いている対応 | 判断の目安 |
|---|---|---|
| 小さな穴・端の浮き | 補修 | 傷みが一部分に限られている |
| 網のたるみ・複数の穴・全体的な傷み | 張り替え | フレーム自体は問題なく使える |
| フレームの変形・大きな破損・開閉しにくさ | 網戸交換 | 網以外の部分にも傷みが及んでいる |
小さな穴や部分的な隙間は補修する
網の一部に小さな穴がある、端だけが少し浮いているといった状態なら、補修シートや補修テープで対応できる場合があります。
補修用品は傷んだ部分を覆うように貼るタイプが多く、網戸を取り外さずに作業しやすいのが魅力です。
貼る前には、網の表面に付いたほこりや汚れをやわらかい布で落とし、しっかり乾かしておきます。
汚れや水分が残ったままだと貼り付きにくくなるため、きれいで乾いた状態に整えてから補修することが大切です。
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穴よりひと回り以上大きく補修材を切ります。
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網目を強く引っ張らないよう、穴の周囲へ静かに貼り付けます。
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室内側と屋外側の両方から見て、浮きや貼り残しがないか確認します。
ただし、近い場所に穴がいくつもある場合や、補修した周辺が触るだけで裂けそうな場合は、補修を重ねるより張り替えたほうがすっきり仕上がります。
補修できるのは、傷みが狭い範囲にとどまっているときと考えると選びやすいですよ。
網だけが劣化している場合は張り替える
網全体がたるんでいる、穴やほつれが複数ある、端まで傷みが広がっている場合は、網だけを張り替える方法が向いています。
フレームに目立つ変形やぐらつきがなく、網を固定している部分も問題なく使えそうなら、網戸本体を替えずに整えられる可能性があります。
張り替えでは古い網を外して新しい網を枠に固定するため、部分補修より見た目が整いやすく、細かな傷みもまとめて見直せます。
自分で作業する場合は、網戸の枠のサイズだけでなく、網を固定する溝の状態や必要な道具をあらかじめ確認しておくと慌てにくいです。
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網が波打たないよう、少しずつ均一に張ります。
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作業中にフレームを強く押し込んだり曲げたりしないよう注意します。
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仕上げ後は、網が大きくたわんでいないかを室内側と屋外側から見ます。
網戸のサイズが大きい場合や、きれいに張れるか不安な場合は、施工に対応している店舗や専門業者へ相談するのもひとつの方法です。
無理に作業を進めて枠へ負担をかけるより、網の状態と作業のしやすさを見て依頼先を選ぶほうが安心です。
フレームの大きなゆがみや破損は交換を検討する
フレームに大きなゆがみがある、角が外れかけている、枠に割れや目立つ傷みがある場合は、網だけを替えても安定して使いにくいことがあります。
網を新しくしてもフレームがまっすぐ保てなければ、窓との間に隙間ができやすくなり、虫が入ってくる心配につながります。
特に、網戸を動かしたときに枠が大きく揺れる、網戸自体が傾いて見える、何度整えても収まりが安定しない場合は、交換を含めて検討してみてください。
交換する際は、窓の種類や網戸の寸法、取り付け方によって選べる製品が変わります。
採寸に自信がないときは、窓まわりの写真とサイズを用意して販売店や専門業者に確認すると、適合しない網戸を選ぶことを避けやすくなります。
網の傷みだけなのか、枠まで傷んでいるのかを分けて考えることで、必要以上の交換をせずに済みます。
網戸を直しても虫が入る場合は別の侵入経路も確認する
網戸の隙間を整えても虫が入ってくるときは、窓以外にある小さな開口部や室内で虫が発生していないかを確認してみてください。
虫は玄関、換気口、配管まわり、排水口など、気づきにくい場所から入ったり発生したりすることがあります。
侵入する場所と虫が集まりやすい環境を分けて見直すことが、落ち着いて対策を進めるポイントです。
玄関や換気口、エアコン配管周辺の隙間を調べる
窓まわりに問題が見当たらない場合は、外と室内がつながる場所を順番に見ていきましょう。
玄関ドアの下や側面、換気口のカバーまわり、エアコン配管が壁を通る部分には、虫が通れる程度の隙間ができていることがあります。
特に夜間に玄関を開け閉めする機会が多いと、明かりに寄ってきた虫が室内へ入りやすくなります。
ドアを開ける時間を短くしたり、荷物の出し入れをまとめたりするだけでも、入り込む機会を減らしやすいです。
| 確認する場所 | 見ておきたい点 | 対策の例 |
|---|---|---|
| 玄関ドア | 下部や側面の光漏れ、閉まり方のゆるみ | 隙間を抑えるテープやドア下部用の部材を検討する |
| 換気口 | カバーの浮き、フィルターの破れや汚れ | 対応するフィルターを取り付け、定期的に状態を見る |
| エアコン配管まわり | 壁の穴を埋める部材の劣化、目立つ割れ | 配管用のパテなど、用途に合う補修材で隙間を整える |
換気口は室内の空気を入れ替えるために必要な設備なので、通気する部分まで完全に塞がないように注意してください。
高い位置にある換気口や、配線・配管が複雑な場所は、無理に手を伸ばさず、管理会社や専門の施工先へ相談すると安心です。
排水口や室内の発生源を確認する
見かける虫の大きさや数によっては、外から入ったのではなく室内や住まいの近くで発生している可能性もあります。
キッチン、洗面台、浴室、洗濯機まわりなどの排水口は、水分や汚れが残りやすいため、こまめに確認したい場所です。
生ごみ、空き容器、飲み残し、ペット用品のまわりも、虫が寄りやすい環境になりやすいため、ため込まないようにしましょう。
- 排水口のゴミ受けにたまった汚れを取り除く
- 三角コーナーや生ごみは袋の口をしっかり閉じて保管する
- 食品の容器やびんは、軽く洗ってから分別する
- 洗面所や浴室の床に残った髪の毛や水気を片付ける
- 植木鉢の受け皿や加湿器などに水を長くためない
排水口には、においや虫の通り道を抑えるための水がたまる構造があります。
長期間使っていない排水口では水が減っていることもあるため、気になるときは少量の水を流して状態を見てみてください。
ただし、水漏れや排水の流れにくさ、強いにおいが続く場合は、自分で分解せずに管理会社や設備の相談先へ連絡するほうが安心です。
照明の光や網戸周辺の汚れで虫を寄せにくくする
虫が入りやすい窓では、網戸の状態だけでなく、窓の近くに虫を集める要素がないかを見ることも大切です。
夜に室内の明かりが窓から強く漏れると、光に寄る性質がある虫が窓や網戸の近くへ集まる場合があります。
就寝前などに窓を開けるときは、窓際の照明を消す、カーテンを活用する、必要な時間だけ換気するなどの工夫が役立ちます。
屋外側にある照明の近くに窓がある場合は、照明の点灯時間や向きを見直せるか確認してみましょう。
また、網戸のレールや窓枠にほこり、落ち葉、湿った汚れが残っていると、虫がとどまりやすくなることがあります。
乾いたブラシや掃除機で大まかな汚れを取り、水拭きした後によく乾かすと、窓まわりを清潔に保ちやすいです。
窓の外側に置いた植木鉢やごみ箱も、窓から少し離しておくと、虫が網戸の近くへ集まるのを抑えやすくなります。
網戸用の虫よけ剤は補助的に活用する
網戸用の虫よけ剤は、虫が網戸周辺に近づきにくい環境づくりを補う方法のひとつです。
ただし、虫よけ剤だけであらゆる虫の侵入を防ぐものではないため、隙間の確認や室内の清掃と組み合わせて使うことが大切です。
使用する際は、網戸専用として案内されている製品を選び、対象となる虫の種類、使える場所、使用方法をラベルで確認してください。
室内側へ過度に付着させないことや、火気の近くで使わないことなど、製品ごとの注意事項も守りましょう。
小さなお子さんやペットがいる住まいでは、触れやすい場所を避けるなど、生活環境に合わせた使い方を選ぶと安心です。
網戸を整えても虫が見つかるときは、侵入経路をひとつに決めつけず、玄関・換気・排水・明かりの4つを順に確認すると原因を見つけやすくなります。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- 網戸を閉めても虫が入る原因は、隙間・部品の劣化・網目の大きさが中心です。
- 明るい時間帯に、網戸の上下左右や網とフレームの状態を分けて確認しましょう。
- 引き違い窓は、網戸と窓のフレームが重なる位置で使うことが大切です。
- 小さな隙間や網の穴は、隙間テープや補修シールで対応できます。
- 網戸の傾きや下部の隙間は、戸車の調整で改善する場合があります。
- モヘアやゴムパッキンが傷んでいるときは、寸法の合う部品へ交換します。
- 小さな虫が気になるなら、24メッシュや30メッシュの細かい防虫網も選択肢です。
- 網戸を整えても気になる場合は、玄関や換気口、配管まわりなども確認しましょう。
網戸の隙間は小さく見えても、虫にとっては入り込むきっかけになることがあります。
まずは網戸と窓の重なり方を見直し、フレームまわりや網の状態を順番に確認してみてください。
原因が見つかれば、補修テープや部品交換など、状態に合った方法を選びやすくなります。
一度にすべて直そうとせず、気になる場所から少しずつ整えていけば大丈夫ですよ。
窓まわりを見直して、風を取り入れやすく、虫が気になりにくいお部屋を目指しましょう。

